第8回審査員プロフィール

藤原ゆみこ

1958年、日立市生まれ。日本画家。
東京藝術大学大学院を修了し、確かな自然観照による装飾性を活かした画風を確立。
特に近年は日本古来の画材である岩絵具の可能性について研究を深めている。
東京・茨城を中心に個展多数、絵本の挿画も手掛けている。

竹蓋年男

1960年、日立市出身。
学習塾の講師として2003年に真壁町へ赴任。
2020年まで40年間に渡り学習塾の講師を勤める。真壁の風情ある町並みや祭りに関心を持ち、写真を撮り始める。
その後、真壁街の魅力を多くの人に伝えられないかと模索した末に切り絵に出会い、独学で切り絵制作を始める。
2007年10月に真壁町の川島洋品店文庫蔵で、綿引佐登氏(南画)、齋藤忠男氏(油絵)と三人展を行う。
その後、登録文化財の建物や真壁のひなまつりを中心に作品を作り続ける。
2014年に第1回切り絵展を開催し、切り絵教室(月1回)を開く。
また、同年9月には「真壁切り絵の会」を発足し、町に設置されている花行灯を切り絵で飾る活動などを実施。
現在までに、個展等を多数開催しているほか、県内自治体等の依頼により切り絵作品の制作を行うなど、精力的に活動している。

ミウラナオコ

茨城県日立市生まれ・東京都在住
1984年 文化服装学院卒
1984〜85年 N.Y.に留学 この間にイラストレーターを志す
1987年 イラストの仕事がスタートする
いきいき茨城ゆめ国体2019のキャラクター「いばラッキー」をデザイン
<仕事内容>
ポスター ・ CM ・ カレンダー ・ 教科書 ・ 書籍表紙 ・壁画 ・幼稚園バス ・ ロゴマーク キャラクター ・ 絵本挿絵
<client>
アーク引越センター ・ ハウスウェルネスフーズ ・ 三越 ・東京ドームシティ ・ 日本文教出版 ・ 安城更生病院 他
心がフッと軽くなる なんだかホッとあたたかくなる
忘れていた大切なことを思いだす… 作品を通してそんな瞬間を届けたい

大森潤也

1970年、日立市生まれ。
日立市郷土博物館学芸員(美術担当)。
主な研究分野は日本近現代絵画。
主な担当展覧会は「画家たちの巴里」「近代花鳥画考」「加守田章二と竹内彰」「増田聡子展」「ユージン・スミス─東洋の巨人・日立をとらえた眼」など。